<69>ボヤキマス その2

<69>ボヤキマス その2

ホームページをリニューアルして、このさき更新などは自分でやることになった。紆余曲折あって、いろんなソフトを覚えることになってしまったが、その都度がんばった。そしたら、お、やれるじゃん。意外とパソコン関係、出来る人になってきたかも!

そこで調子に乗って、目を守るのに役立つだろうと、海外の音声読み上げソフトを思い切って購入し(円高の恩恵は大して受けられなかったが)、指示どおりにインストールした。

・・・はずなのに、これがまた、ああやっぱり、その通りには行かないワケなの。なんでか知らないけど、こういう作業がいままでその通りにいった試しがないの。その度いろんな人の助けを借りなくっちゃならなくて、ウザそうにされたり、用事があるときしか連絡してこないねェ、どうせ便利屋だけどねェ、なんて、小言云われて、こんな私でも胸がチクチクしたりするワケなの。
だからがんばって英語でサポートセンターにメール書いてみたわけなの。そしたら、『ここ読め』っていう自分とこの商品宣伝のページのアドレスが貼り付けてあるだけの、なんの意味もない返事が来たわけなの。
とある日本語のネット相談コーナーみたいなところに教えを請うたんだけど、だれも回答してくださらないの(ソフト、マイナーだからなあ)。目はチリチリしてくるし、アッタマ来て、いろいろやってたら、ついには買ったはずのものが、消えちゃってるわけなの。ああ、イライラして皮膚から何か生えて来ちゃいそう。

クソ—。こうなったらもう、忍法アキラメの術だ!

こういうときは、いちばんアガることをするに限る。
ジャーン、それは荷造り!
まだ早いからやっちゃダメ、と自分を制していた、来月の北海道行きの荷造りを始める。

そういえば、おとといのライブで奇蹟が起こった。半月前から当日の朝まで、右手の腱鞘炎の、今までになかったほどの痛みがあって、今回は手首のみならず背中から痛んでいて、痛くて拍手もできなかった。なのに、本番の前になって、急になぜだかすっかり治ってしまったの(だからつい嬉しくなって熱唱してしまった)。ふしぎ。

・・・というわけで、それ以降も痛みはウソのように消えてるんだけど、とはいえ、また調子に乗って沢山荷物もって旅すると、腕や背中によくないから、持ち物は厳選せねば。となると、荷造りにはどうしても時間がかかる。

今日は、はいはいやりますやります、って自ら宣言したパソコン使う仕事は全部ボイコットして、大好きな荷造りするんだ。で、フィギュアスケート見るんだ。で、わさび漬け食べるんだ。ざまみろ。ソフト代返せ!

<その後>
同じソフトでかつて苦労した知人Pに連絡がつき、問題なくソフトが使えるようになった。
さらに、翌朝サポートセンターのレオポルド某さんから『その後できましたか?どうやらスズキさんはちゃんとダウンロードできてるようですが。分からなかったら連絡ください』とメールが来てた。
なんだァ。ちゃんとした会社じゃーん(そもそもこのソフトは視覚障害者用でもあるので、サポートはちゃんとしてるはずなのだ)。悪態ついてゴメンね。

・・・男性の声を買った私に(音声は男女好きな方を選べるんだけど)、知人Pは、『キミなんかサ、淋しいときはサ、‘愛してるよ’とかって入力しといてサ、そいつに読ませりゃいいんだよ、ワハハ』などと余計なお世話を云っていた。‘お小遣いあげます、年金も払っといてあげます’ にするかな。

 

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